レポート by したコメサポーター 杉 恵子
写真 by したコメサポーター 佐藤 啓二
まだ朝の静けさが残る浅草に、「江戸っ子おじさん」こと西村喜廣監督の特殊メイクワークショップに参加する子供たちがお父さん、お母さんに連れられて続々と集まってきました。
これからどんなことになるのか・・ちょっと不安なのかな? どの子も少しはにかんだような表情が印象的です。アシスタントのお姉さんたちに優しくいざなわれて席に着くと、いざメイク開始!
今回はモンスター編として、オオカミ、フランケンシュタイン、ミイラの3つに変身します。
大人たちが見守る中、時にジョークも交えながらメイクが進んでいくと、子供たちも次第にリラックスして、会場は和やかな雰囲気にな包まれていきました。

オオカミ・メイクは、まず様々な筆や刷毛を使って、メイク用絵具で顔を青黒く塗って、そこに特殊な糊で鼻を接着しいきます。
「やばい!猫になってきた。どうしたらオオカミになる?」
「めっちゃ可愛いやん!」
「言っとくけど可愛くなると思ったら大間違いだよ。怖いんだよ~!」
外野のつぶやきをよそに、最後に耳をつけてオオカミ娘たちが完成しました。

ミイラ・メイクには小さな女の子たちが挑戦。まず目の周りを真っ黒に塗って、頬や腕にも茶色の絵具でダメージ感をつけていきます。真剣にメイクをしてもらっている様子は、まるで一人前の女優さんのよう。顔から体までグルグルに包帯を巻かれると、思わず抱きしめてしまいたくなるような、いたいけで愛らしいミニ・ミイラの出来上がり!

フランケンシュタイン・メイクに挑んだのはやんちゃなイケメン少年たち。はじめに額や頬に下地を貼って、そこに特殊なジェルで凹凸感をつけていきます。おでこにボルトが刺さり、血が流れて・・傷口がリアル過ぎてマジ痛そうです。おいおい、そのままうろちょろしないで、周りの大お客さんがビックリしちゃうよ(笑)


我が子の変身ぶりに、見守っていた親たちのほうが大興奮!嬉しそうにバシバシ写真を撮っていました。
メイクの予定のなかった姉妹や兄弟たちも飛び入り参加でツノや目玉を付けてもらい、出来あがったちびっ子モンスターは総勢12名。怖いぞ~!いや、可愛すぎてやられちゃいそう!
最後にみんなでハイ、「ガウォ~~!!」

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