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【レポート】9/16 声優口演ライブ『淑女と髯』...魔法使いに魅せられた前夜祭

2016/09/27

 

レポート by したコメサポーター 渡邊淳子

写真 by したコメサポーター 佐藤啓二

 


今年で9回目をむかえる「したまちコメディ映画祭in台東」。

9月16日(金)には、浅草公会堂で賑々しく前夜祭が行われました。

9月19日(月・祝)のクロージングセレモニー「山田洋次リスペクトライブ」まで、

面白くて胸がキュンとなる映画の催しの数々が、浅草や上野で行われます。

前夜祭は、もはや恒例となった声優口演ライブ。

日本を代表する声優たちが今年挑んだのは、小津安二郎監督の無声映画『淑女と髯』。 女性にもてず、就職もできない髯面の大学生岡島が、ある女性の助言で髯を剃ったことから、 状況が好転し始めるというコメディ。

『東京物語』や『晩春』を生み出した小津監督は、コメディもたくさん作っていて、 自らをギャグマン「ジェームス槇」としてクレジットしているほど。

小津監督のギャグに豪華声優陣が声をつけるとあって、浅草公会堂の前には開場前から 多くの方の列が! いやがうえにも期待が高まります。

まずは、いとうせいこうプロデューサーの挨拶から始まり、続いて声優陣にバトンタッチ。 羽佐間道夫さん、野沢雅子さん、山寺宏一さん、土井美加さん、真殿光昭さん、たなか久美さんが登壇して自己紹介。羽佐間さんと山寺さんの呼吸の合ったアドリブに、映画上映前から会場は爆笑に包まれました。

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引き続き、今回の脚本を担当した大野裕之さんが登場。

「戦前の小津さんは、アメリカ映画のオタク。アメリカ映画の影響を受け、前半はハチャメチャなコメディ、後半はギャング映画的要素もある」と見どころを語ってくれました。

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会場が盛り上がる中、ピアノの織茂学さんとパーカッションの高崎洋平さんが加わって、いよいよ上映開始。

もともとある字幕と、その間に入る現代の言葉、声、音楽が絶妙で、まさに新しく生まれ変わった『淑女と髯』。場内は、大笑い。そして、キュッと胸をつかまれました。

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今回の上映を、「小津さんにも喜んでもらいたい」と話されていた大野さん。
きっと喜んでくださっている、と思えたひととき。

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そして上映後には、登壇者然員で「小津の魔法使い!」と一声。

まさに、魔法使いに魅せられた夜、前夜祭でした!

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関連プログラム:
声優口演ライブ したコメmeets 小津安二郎 【前夜祭】

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