レポート by したコメサポーター 服田恵美子
写真 by したコメサポーター 佐藤啓二
合言葉は『ROM・ZOM・COM』!
全米初登場第1位を獲得したロマンチック・ゾンビ・ラブコメディ
『ウォーム・ボディーズ』が、したコメに初上陸を果たしました!!
監督のジョナサン・レヴィン氏が舞台挨拶に登壇すると、
会場からはスタンディングオベーションが起きる大盛り上がり!
監督は初来日の喜びを
「東京に、浅草に足を運べて大興奮しています」と語ってくれました。
さらに浅草公会堂前で行われたレッドカーペットについて
「ゆるキャラが面白かった。人力車は心配だったけれど、
こんなに楽しいレッドカーペットは人生はじめて」
という嬉しい感想をいただきました!
ゾンビ映画なのにロマンチック・ラブコメディ?
この不思議な取り合わせも、映画が進んでいくにつれ違和感がなくなっていきます。
画面に登場した時には青白い顔で無表情の「ゾンビ」にしか見えない"R"が、
人間の女の子"ジュリー"に一目ぼれしたことによって、少しずつ変わっていきます。
しかし人間を食べるゾンビは当然、人間の敵です。
"R"とジュリーが心を通わせても、周囲がそれを許してくれません。
ゾンビと人間という対立する存在として、引き裂かれてしまう二人の恋の行方は?
ジュリーへの想いをきっかけに、胸の鼓動がよみがえろうとしている"R"は、
再び命ある温かな体=ウォーム・ボディーを取り戻すことが出来るのか?
クライマックスでは驚きの展開に息をのみ、
エンドロールとともに拍手が起きたとだけ、お伝えしておきます。
上映後に行われたティーチ・インでは、観客からのさまざまな質問に、
監督は一つ一つ丁寧に答えてくれました!
やはりロミオとジュリエットからインスピレーションを得たとのことですが、
それに加えて、『死霊のえじき』や『28日後...』といった過去のゾンビ映画や、
ウォーリーなども参考にしているそうです。
ビジュアル面ではE.T.からも影響を受けたそうで
「映画はコラボレーションです」と語ってくれました。
最後には、またしたコメに来てくれるという宣言も飛び出しましたよ!
本作は現在、全国の劇場で絶賛公開中です!あなたも感染してみてはいかが?
当日の模様は、したコメのUstreamをチェックしてみて下さい!
⇒舞台挨拶
プログラム:特別招待作品 『ウォーム・ボディーズ』