レポート by したコメサポーター 杉恵子
写真 by したコメサポーター 吉岡茂、佐藤啓二
もうすっかりお馴染みになった、浅草ジンタの公式サポーターソング
「君がこの街にやってきて」。
真夏が戻ったかのような日差しの中、彼らの演奏する軽快なメロディに
引き寄せられて、くぞくと集まってくる見物人たち。
今年も浅草に「したコメ映画祭」が戻ってきた!
我らがいとうせいこう「したコメ」総合プロデューサーが、
多彩なゲストの皆さんをお迎えする。
先陣を切って人力車から降り立った吉住台東区長、
和泉台東区議会議長の次は、羽織袴姿の友吉鶴心観光大使と、
したコメ応援人の内海桂子師匠が登場した。
内海: 91歳になって、こうして皆さんにお目に掛かれて嬉しい。
もう明日目ぇつむってもいい。
友吉: 毎年満場のお客さんで素晴らしい。浅草の住人として嬉しい。
また三重県伊賀市からは、忍者の扮装をした伊賀市長がくのいち(女忍者)と
ゆるキャラのいが☆グリオを引き連れて登場し、上野つながりで観光のPRを行った。
そして前回の「映画秘宝まつり」でもレアなトークを繰り広げた水道橋博士は、
水玉スーツにシルクハット姿で現れ、初のレッドカーペットを楽しんだ。
続いて堺正章リスペクトライブでMCとライブを行うポカスカジャンが登場し、
派手な衣装で「ガリガリ君のうた」を熱唱すると、観客は一段と盛り上がった。
第6回メインビジュアル担当で台東区民でもある辛酸なめ子氏は、
うす紫のレトロなワンピースで人力車からひっそりと降り立った。
うわさによると、太陽とおしゃべりは苦手・・とか。
とはいえ、今日ばかりは小柄な姿がかわいらしく輝いていた。
台東区フィルムコミッション支援作品「熱血硬派くにおくん」からは、
光石監督はじめ6名が豪華に勢揃い。すぐ後に上映される映画のPRを行った。
そして海外からは初来日のジョナサン・レヴィン監督が、
全米初登場第1位を獲得したロマンティック・ゾンビ・ラブコメ「ウォーム・ボディーズ」を
引っ提げて初来日。NY生まれのイケメン監督は、人力車や集まった観客の声援に
大満足の様子で、気軽にサインにも応じていた。
レヴィン監督: 浅草サイコー!ありがとう!
最後のお目見えは、「地獄でなぜ悪い」から國村隼、岩井志麻子、神楽坂恵のお三方。
やくざの組長役を演ずる強面なイメージの國村氏は、意外や笑顔がチャーミング。
観客との交流を楽しんでいた。
全てのゲストをお迎えしたあと、いとうせいこう氏が集まった
観客の皆さんに感謝の言葉を送った。
いとう: この"近くてあったかい"雰囲気が伝わったら嬉しい。
日本で一番ホットな映画祭にしたい。みんな今日はどうもありがとう!
オレンジ通りの熱気は最高潮!
台風接近中にも拘わらず、今年のしたコメも大成功の予感とともに、
「日本で一番スターに近いレッドカーペット」は無事終了した。
MC: 大場しょう太、奥浜レイラ
ホスト: いとうせいこう(総合プロデューサー)
ゲスト: (登場順)
① 吉住弘(台東区長)、和泉浩司(台東区議会議長)
② 友吉鶴心(観光大使)、内海桂子(したコメ応援人)
③ 岡本栄(伊賀市長)
④ 水道橋博士(映画秘宝まつり)
⑤ 浅草ジンタ、ポカスカジャン(堺正章リスペクトライブ)
⑥ 辛酸なめ子(第6回メインビジュアル担当)
⑦ 光石冨士朗監督、土平ドンペイ、水崎綾女、滝口幸広、
山本梓、濱田秀(熱血硬派くにおくん)
⑧ ジョナサン・レヴィン監督(ウォーム・ボディーズ)
⑨ 國村隼、岩井志麻子、神楽坂恵 (地獄でなぜ悪い)
人間以外のゲスト?&ゆるキャラ:
新にゃかくん、台東くん、オレンテくん、うえのりーりー、うえのパンダ、
いが☆グリオ、くのいち、ゾンビ
---<速報レポート>-----
お馴染み「浅草ジンタ」の演奏に引き寄せられて集まってくる人々・・、
今年も浅草に「したコメ映画祭」が戻ってきた。
人力車から次々と降り立つ華やかなゲストたちを目の当たりにして、
オレンジ通りの熱気は最高潮!いわく「日本で一番スターに近いレッドカーペット」
この近さが"あったかさ"に繋がるんだよね。下町らしくていいじゃない!
あなたも一緒にエンジョイしましょう^^
プログラム:レッドカーペット