レポート by したコメサポーター 山中さやか
写真 by したコメサポーター 吉岡茂
好評につき、昨年に引き続き2回目の開催となった
「DVDスルー・コメディ大賞」。
2012年8月~2013年7月にリリースされた、
劇場公開されずにDVD、ブルーレイ化された"DVDスルー"
作品の中から、5本のノミネート作品を選出、
雑誌「DVD&ブルーレイでーた」での投票により、
"最も笑える映画"を決定するこの企画。
今年は『伝説のロックスター再生計画!』
が大賞に選ばれました!
MCの大場しょう太「したコメ」チーフ・ディレクター、
雑誌「DVD&ブルーレイでーた」編集部の新井京子さんが登壇。
ノミネート作品の解説の後、授賞式へ。
授賞式では、ミッドシップの下橋さんにトロフィーを授与。
授賞の経緯や、邦題と原題の違いなどを話されました。
授賞式のあとは、いよいよ大賞作品の上映!
今や注目のラッセル・ブランドとジョナ・ヒルが主演。
男性の熱い友情を描く"ブロマンス(ブラザーロマンスの略)"作品。
スランプ中の伝説的ロッカーの復活劇に、
大笑いしながらも最後はホロッとしてしまいました。
上映後は、「DVD&ブルーレイでーた」で連載を持っている
精神科医・シネマセラピストの名越康文さんをゲストに迎え、
解説していただきました。
特に「これがロックンロールだ」というセリフの解釈には
熱がこもりました。
名越さんは、
「ロックンロールは一人で生きて行くのを受け入れること」。
「まだ僕たちはロックンロールを消化しきれていない。
でも実は仏教は一人で生まれ一人で死んでいく、ロックなんです」
と独自の視点で熱く解説。
爆笑のコメディ作品とは思えぬマジメな分析に、
お客様も熱心に聞き入っていました。
プログラム:「DVD&ブルーレイでーた」presents 第2回DVDスルー・コメディ大賞