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井上ひさし追悼企画『喜劇役者たち 九八とゲイブル』上映!

2010/09/20
レポート by したコメボランティアスタッフ 斎藤義久
写真 by したコメサポーター  トランディン英輝

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今年4月に亡くなった、「したコメ」生みの親・井上ひさし追悼企画として、『喜劇役者たち 九八とゲイブル』を浅草中映劇場で上映しました。上映前には、井上ひさしさんと縁の深い俳優・小沢昭一さんを招き、いとうせいこうPと対談。古き良き浅草芸人の名前が次々に飛び交い、オールドファンには懐かしく、若い方には目新しい話題が満載でした。


【登壇者コメント】


・いとうせいこうP「したコメが始まる前、台東区を盛り上げようという会合に井上さんも参加していて、井上さんが「だったら喜劇専門映画祭が良いよ」と言い出しっぺになったんです」


・小沢昭一さん「井上さんの奥さんからお手紙をいただきまして、"小沢、渥美清、藤山寛美の三人でお芝居を作るのが夢でした"と言っていたと書いてありました。井上さんは、よいしょがうまいんですよ。本人が喜ぶ一番良いところを突いてくる。目が鋭い人でね。後は、脚本さえ初日に間に合えば言うことないんですが(笑)」


【詳細をレポート!】


惜しくも今年4月に亡くなった、作家・井上ひさしさんの追悼企画として、『喜劇役者たち 九八とゲイブル』を浅草中映劇場で上映しました。したコメの生みの親のひとりでもある井上さんとも縁の深い、第1回コメディ栄誉賞受賞者でもある名優・小沢昭一さんを招いて、いとうせいこう総合プロデューサーとの対談が行われました。

まずは、いとうPから、井上さんが「喜劇専門映画祭が良いよ」と台東区での会合で発言したことが、したコメの始まりになったというエピソードや第1回のコメディ栄誉賞受賞者に小沢さんを選んだ経緯などを紹介。頃合いを見計らって、井上さんの想い出など語ってもらおうと水を向けるいとうPでしたが、それを老齢で耳が遠くなったことを言い訳に、絶妙なタイミングで話をはぐらかしていく小沢さんとの掛け合い。昭和の大喜劇人たる名優には、流石のいとうPも太刀打ちできないようで、2人のやりとりに会場は大盛り上がり。

勝手に語りはじめたふりをする小沢さんですが、話題は谷啓さんや小林桂樹さんら、最近鬼籍に入った喜劇人をはじめ、三木のり平さん、佐山俊二さんなど、昭和を代表する喜劇役者の方々との秘話を次々に披露。井上ひさしさんとの想い出も存分に語って、それらの人々を知っているオールドファンから、ほとんど知らない世代の若者までを十二分に楽しませる語り口は、まだまだ第一線のエンターテイナーとして衰えがないことを見せつけてくれたようでした。

さらに、最近井上ひさしさんの奥様から手紙をいただいたという小沢さんは、「井上さんの奥さんからお手紙をいただきまして、"小沢、渥美清、藤山寛美の三人でお芝居を作るのが夢でした"と言っていたと書いてありました。井上さんは、よいしょがうまいんですよ。本人が喜ぶ一番良いところを突いてくる。目が鋭い人でね。後は、脚本さえ初日に間に合えば言うことないんですが(笑)」と、実現していれば、日本喜劇演劇史に残る名作が夢となったことを惜しんでいました。


プログラム:井上ひさし追悼企画『喜劇役者たち 九八とゲイブル』

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