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香港コメディをディープに堪能!『水も滴るお姫様』

2010/09/18
レポート by したコメボランティアスタッフ 太田万紀子


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特別招待作品のひとつ『水も滴るお姫様』はホンコン・コメディ。上映前に字幕制作を担当した水田菜穂さんが登壇されミニトークが行われました。そこで、最近の香港映画の現状や、本作の公開が今年まで延期された事情など、ディープな情報をたっぷり語っていただき、香港映画ファンにはたまらないひとときとなりました!!


【登壇者コメント】


・水田菜穂さん「主演俳優がエンディング主題歌を歌ったり、監督が出演していたり。香港映画の楽しさが詰まった映画です。どうぞ楽しんでください」

 


【詳細をレポート!】


香港映画の現状からゴシップまで、ディープな情報がたっぷり!!

「したコメ」3日目となる9月18日、浅草公会堂にて特別招待作品の香港映画『水も滴るお姫様』の上映が行われ、それに先立ち、本作字幕を担当した香港カルチャーライターの水田菜穂さんが登壇。MCをつとめた映画パーソナリティーの伊藤さとりさんとのミニトークショーが行われました。

かつて香港映画といえば、ブルース・リー、ジャッキー・チェンら、大スターの作品が日本でも次々に公開されていましたが、近年は劇場公開も減っており、ややさびしい状況。その原因について、水田さんは「やはり経済の問題はあります。香港映画産業も今は中国に組み込まれていて、昔と時代が変わってきているんです」と説明。かつて香港映画はエンターテイメント、中国は文芸路線とすみわけが出来ていたけれど、今は、現地でもはっきりと区別がつかなくなっている状況なのだとか。

「最近は、好況の中国から制作費が出ている場合も多く、そうなると、北京語の俳優も出して欲しいという話になります。そのため、かつて香港映画といえば、広東語のテンポのよいやりとりが特徴のひとつだったのに、今は、カップルという設定でも北京語と広東語で会話が行われているという不思議な現象も起こっています」と、字幕製作者ならではのトリビアも披露してくれました。

本作『水も滴るお姫様』は、失恋したアキウ(ジリアン・チョン)が、恋敵の水泳選手に復讐するために、水泳チャンピオンの男性を無理矢理コーチにして水泳大会優勝を目指すという、スポ根ラブコメディ。当初2008年の北京オリンピックを目指してつくられたものの、製作が間に合わず公開延期に。さらに2009年、香港映画界に激震が走った俳優エディソン・チャンの画像流出騒動により主演のジリアンが無期限の休業に入るという出来事が重なって、ようやく公開されたという曰く付きの作品なのだとか。

そうした映画ゴシップも交えた香港映画のディープな情報の他、「コメディの字幕はむずかしい。まずは、言葉のリズムとして笑って頂けるよう、がんばりました」と、字幕製作のこだわりも語ってくれました。


プログラム:特別招待作品『水も滴るお姫様』

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