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第3回したコメサイトを公開いたしました。

第3回したまちコメディ映画祭in台東のホームページ

寒い日が続きますが、皆様暖かくお過ごしでしょうか。

 

さて、第2回映画祭の無事終了を祝しまして、サポーター有志で作成したかわら版を本日発行させていただきます。

台東区にお住まいの方には本日付にて回覧していただく町内会回覧板にて閲覧していただけることになっております。

 

第2回映画祭の様子をサポーターの目線からお知りになりたい方は是非ご拝読ください。

 

ダウンロードはこちらから!→up_kawaraban_vol04.pdf

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レポート by したコメサポーター 広川峯啓
 

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5日間にわたる映画祭の締め括りを飾ったのは、笑いと感動がぎっしり詰め込まれた3時間でした。冒頭を飾ったのは「コメディ栄誉賞」受賞のコント55号(萩本欽一氏、坂上二郎氏)。2人そろって舞台に上がるのは久々とあって、満場の浅草公会堂は拍手が鳴り止みませんでした。
また、応募総数207作品が競った「したまちコメディ大賞2009」は、澤田裕太郎監督『奴との遭遇』が観客賞とグランプリをW受賞。さらなる感動をもたらしました。


→「したまちコメディ大賞2009」について詳しくはこちら


<詳細をレポート!>
 25日に浅草公会堂で行われたクロージング・セレモニーは、イベント満載のてんこ盛り。5日間のフィナーレにふさわしい豪華な構成でした。

 


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 まずは、第2回となったコメディ栄誉賞の授与式。今回の受賞者は、コント55号こと萩本欽一氏、坂上二郎氏の両人。公の席に2ショットで登場するのは久々とのことで、会場の拍手は鳴り止まず、のっけからボルテージは上がりっぱなし。受賞後のスピーチでは「浅草で生まれたコント55号が、この年まで一生懸命笑いをやっていて、最後に浅草で褒められるというのはなんだかうれしいですね」と欽ちゃんが語り、二郎さんは「嬉しいです。恥ずかしいです」と一言。それでも終始浮かべていた穏やかな笑顔は、会場を暖かな雰囲気に包み込みました。
 続いては「したまちコメディ大賞2009」の授賞式。映画監督の大林宣彦氏ら5名の審査員の協議で選ばれた「グランプリ」と、上映作品を見た観客による投票で決まる「観客賞」の2ジャンルが発表される予定が、今回は奇しくも澤田裕太郎監督の『奴との遭遇』がダブル受賞に。「リズムの良さとテンポの良さがあり、ダウンタウンの漫才を始めて見たときのような驚きがあった」と審査員である堀部圭亮が絶賛するほど、作品のクオリティはハイレベル。今後の活躍が大いに期待されます。


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 休憩を挟んでの後半は、人気声優陣による「声優口演ライブinしたコメ 2009」。オープニングは、日本の喜劇の神様、斎藤寅次郎監督のドタバタコメディ『子宝騒動』を近石真介氏、羽佐間道夫氏、井上喜久子氏らの口演による生ライブで。日本チャップリン協会の大野裕之氏解説による「チャップリンNG集」を挟んで、ラストは山寺宏一氏が一人で十数役を演じる『チャップリンの冒険』。勢い余って、NG集のチャップリンまでアドリブで吹き替えてしまう山ちゃんの多彩ぶりに圧倒されているうちに、今年のしたコメも「THE END」となりました。というわけで、来年もよろしく!!(って言っちゃっていいのか?)

→クロージングイベント「
声優口演ライブinしたコメ 2009」について詳しくはこちら

レポート by したコメサポーター  杉恵子
写真 by したコメサポーター  吉岡茂

東京都主催「地元と作る映像作品」シンポジウム

賑やかな「したコメ映画祭」の中でここパークホールだけ何やら異質の雰囲気が・・・いったい何? と思ったら東京都産業労働局主催の「地元と作る映像作品?ロケ撮影の受入れ環境づくりを考える?」という真面目なシンポジウムが開催されていました。会場には映像制作者、台東区フイルムコミッション、自治の担当者などが集まり、諏佐正明氏による講演「番組制作における都内ロケ撮影」、パネルディスカッション「浅草の事例に見るロケ撮影の環境づくり」が行われ、皆さん真剣な表情で聴き入っていました。


<詳細をレポート!>
今回「したコメ」関連イベントとして、東京都産業労働局主催「地元と作る映像作品?ロケ撮影の受入れ環境づくりを考える?」というテーマでシンポジウムが開催されました。
会場にはイベントに招待された映像制作者、台東区フイルムコミッション担当者、各自治体の関係者等50人程が集まり、真剣なディスカッションが行なわれていました。
第1部は、「番組制作における都内ロケ撮影」というテーマで、株式会社大野木オフィス、エグゼクティブプロデューサー 諏佐正明氏による講演が行なわれ、映画やTV番組がどのように制作され、そしてシンポジウムの主題である「都内ロケ撮影」が実際にはどのように行なわれるのかについて、詳しい説明がありました。
第2部では、「浅草の事例に見るロケ撮影の環境づくり」と題して、諏佐正明氏(前出)、細川清氏(浅草象潟町会 町会長)、大場誠子氏(東京都産業労働局観光部 副参事)らによるパネルディスカッションが行なわれ、都内ロケのメリット、デメリット、地元と制作側との間で起こる様々な問題点等について具体的な話し合いが行なわれました。1本の映画を製作するために必要な膨大な下準備の一端を垣間見て、個人としても大変興味深く勉強になったシンポジウムでした。


→東京都主催による講演会について詳しくはこちら
「地元とつくる映像作品?ロケ撮影の受入れ環境づくりを考えるシンポジウムー」

レポート by したコメサポーター  杉恵子
写真 by したコメサポーター 吉岡茂


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コント55号の第2回コメディ栄誉賞受賞特集として萩本欽一監督『俺は眠たかった!!』(1970年松竹作品)が浅草中映劇場で上映されました。会場には今回のしたまちコメディ大賞審査員・堀部圭亮氏やこの映画に出演していた斎藤清六氏の姿も! 欽ちゃんは監督・主演・製作・脚本のみならず、挿入歌まで歌う活躍ぶりで、その才能に改めて脱帽。若い頃の欽ちゃん・二郎さんを始め、青島幸男、石立鉄夫、伴淳三郎などの大物が次々と登場し、ファンにはたまらない映画となっています。意外なラスト(かなりシュール)、特にエンドロールは絶対見逃さないで!


<詳細をレポート!>
浅草松竹演芸場から出発した世紀のお笑いコンビ「コント55号」が浅草に帰ってきた!
そのコント55号の第2回コメディ栄誉賞受賞特集として萩本欽一監督『俺は眠たかった』(1970年松竹作品、80分)が浅草中映劇場で上映されました。
劇場内には今回のしたまちコメディ大賞審査員・堀部圭亮氏やこの映画に出演していた斎藤清六氏の姿をはじめ、往年のコメディアン、コメディエンヌらしき方の姿もちらほらと見え、あたかも昭和40年代にタイムスリップしたかのようです。
そんなレトロな雰囲気が漂う中、これまた懐かしい松竹のタイトルバックで『俺は眠たかった』が始まりました。眠ろうとするたびに邪魔が入って眠れない、睡眠不足の萩本に思いがけない災難が降りかかり・・・。欽ちゃんは監督・主演・制作・脚本のみならず、挿入歌まで歌う活躍ぶりで、そのマルチな才能に改めて脱帽。若い頃の欽ちゃん・二郎さんを始め、青島幸男、石立鉄夫、伴淳三郎、名古屋章、左とん平、前田武彦などの大物が次々と登場し、挙句には吉永小百合まで特別ゲストで出演するなど、特にオールドファンには一瞬も目を離せない映画でしょう。
当時の文部省の芸術祭参加作品だったというこの映画、超売れっ子でそれこそ眠る暇もなかったはずの欽ちゃんの心の叫びのようなものが感じられ、少々切ないラストでした。
エンドロールで流された字幕の斬新な使い方にはびっくり!ぜひ最後まで見逃さないで。


→コメディ栄誉賞 コント55号特集について詳しくはこちら
<上映作品>
『コント55号 世紀の大弱点』
『コント55号 俺は忍者の孫の孫』
『俺は眠たかった!!』

レポート by したコメサポーター  田川梓
写真 by したコメサポーター  外山節子

YEAR ONE

アジア映画が多かった今回の映画祭の中で、ハリウッドからの『紀元1年が、こんなんだったら!?』。この映画がスクリーンで観られるのは最初で最後だそうです。上映前の『DVD VISION』発行人の斉藤英夫さんを招いたトークショーでは、絶妙に下ネタを織り交ぜつつ、コメディ映画に対しての想いが熱く語られました。そこで話題になった通り、とにかくバカバカしく大笑いするのだけど、最後は少し幸せな気持ちになれる映画でした。



<詳細をレポート!>
 アメリカ映画が多かった第一回に比べ、アジアからの作品中心で選ばれた今回の「したコメ」。その中でハリウッドからの作品『紀元1年が、こんなんだったら!?』が浅草公会堂にて上映されました。会場に集まったのはいかにも笑いをわかっていそうな大人の方々。きっと、今回限りのスクリーンで観る機会を逃すまいとやってきた、コメディ愛が並々ならないお客様ばかりでしょう。
 映画が始まる前には『DVD VISION』発行人、斉藤英夫さんを招いてのトークショーも開かれました。昨年の「エージェント・ゾーハン」でゲストとしていらした際に、下ネタが過ぎたという反省点を踏まえ、今度はマイルドめな下ネタを交えながら熱くコメディへの想いが語られました。
斉藤さんが掲げるコメディ三カ条、エロ、バカ、ドジ、のすべてを黄金律で絶妙に織り交ぜているというこの作品。その上、最後には少し心温まるエンディングが用意されている優しさ。世の中悲しいことや恐いことばかりだけれど、せめて映画の中だけはハッピーでありたいと思う心があらわれているのでは、ということ。斉藤さん曰くジャド・アパトー製作らしい「エココメディ」だそうです。
そしてこれがこの映画の最初で最後の上映であるということに対して、映画をスクリーンで観ることの良さについても触れられました。他人どうしが同じ空間で、笑いを共有してこそのコメディ映画であるということを再度確認したトークショーとなりました。
 映画はタイトルそのまま紀元1年を舞台に、ジャック・ブラック扮するゼドと、マイケル・セラ扮するオーの古代人コンビが、村から追い出されたことで冒険することになるというストーリーです。内容は、とにかくおバカです。
旧約聖書ネタのギャグは私たち日本人には伝わりにくいにもかかわらず、みんなで爆笑の96分間。そして最後に感動できる、たしかに「エココメディ」でした。
さて、来年『DVD VISION』で「したコメ」の特集を組むという約束は実現されるでしょうか!?



特別招待作品 ジャパンプレミア

→『紀元1年が、こんなんだったら!?』について詳しくはこちら

レポート by したコメサポーター  高橋真弓
写真 by したコメサポーター  外山節子

浮かれたゴミ屋さん

浮かれたゴミ屋さん

浮かれたゴミ屋さん

中国ホラー映画の先駆者、阿甘(アーガン)監督が中国初ラップミュージカルコメディを引っさげ、したコメに登場! その名も「浮かれたゴミ屋さん」。中国で大ヒットしたこの作品は日本のラッパー先駆者でもあるいとうせいこう総合プロデューサーの熱烈オファーが叶う形での上映となりました。また、会場は、平日にも関わらず足を運んでくれた熱心な中国映画ファンの皆さんが終結。アジア映画を愛する観客の笑いと拍手が随所に沸き起こりアットホームな雰囲気で包まれていました。


<詳細をレポート!>
中国ホラー映画の先駆者としても知られる阿甘(アーガン)監督が、「悲劇だけでなく笑える喜劇を作りたかった!」との想いをこめ、コメディを製作。その名も『浮かれたゴミ屋さん』のインターナショナルプレミアが浅草公会堂で行われました。歌あり、踊りあり、笑いありのラップミュージカルは、中国初ということもあり、観客席は平日にもかかわらず熱心なアジア映画ファンで埋め尽くされました。
 まずは、司会の大場しょう太さんの呼びかけとともにいとうせいこうプロデューサーと阿甘監督が登場。ジャパニーズヒップホップの先駆者でもあるいとうさんは「この映画をなんとしても日本で上映して欲しいと熱心にオファーし、それが叶う形での上映ならびにアーガン監督の来日は本当に嬉しい」とおっしゃいました。
 また、アーガン監督は、映画の見どころとして西安が舞台の映画だけに「シーンをみながらこれは西安のどこなんだろう?ということを考えながら見てみてください」とのコメント。また、「台東区は降り立ってから、来たことがあると気づいた!」という驚きの告白もしてくれました。
 その後、上映スタート。上映中は、主人公ガオシンや弟のようにかわいがる友人ウーフーのコミカルな動きに笑いと拍手が随所に沸き起こります。また、ラップシーンでは思わず唸りたくなる中国語の韻の踏み方に息を呑むなど新鮮な驚きの連続でした。
 上映後は、ティーチインとして再びアーガン監督が登場。まずは「コメディでしたが、みなさん笑っていただけましたか?」と客席に呼びかけ、客席はそれに応える形で大きな拍手を送ります。そして、お客さんの質疑応答に応える形でキャスティングの決め手や中国初のラップミュージカルを作るにあたり気をつけたことや製作日数や制作費などについてもお話くださいました。また、こぼれ話として通訳の方が「中国語だと台詞は2倍以上そのままの言語なら2倍楽しめます」と語ってくださいました。
 次回作の構想も固まり、帰国後はスペインでの撮影も控えているというアーガン監督。
今回の「浮かれたゴミ屋さん」はまだしたコメ以外での上映は決まっていないそうなのですが、是非みなさんの声が後押しとなり日本でも公開されるといいなぁ!と願わずにはいられない歌あり、笑いあり、涙ありの素晴らしいコメディでございました。





特別招待作品 インターナショナルプレミア
→『浮かれたゴミ屋さん』について詳しくはこちら

レポート by したコメサポーター  広川峯啓


したコメ大賞2009

 第一回から実現したいという声の強かったコンペティションが、今回からいよいよスタート。全国から寄せられた約200本余りの作品の中から選ばれた10本が、浅草中映劇場で一挙上映されました。
審査委員長の大林宣彦監督をはじめ、そうそうたる審査員の方々からも、「思わず審査を忘れて見入ってしまった」と声が上がるほど、誰もが素直に笑ってしまう傑作ぞろいでした。
引続き行われた第二部では、審査員も担当された堀部圭亮監督の「悪夢のエレベーター」の特別編集された予告篇と、いとうせいこう推薦作品である梶野竜太郎監督「魚介類 山岡マイコ」と筧昌也監督「愛の小手指」が特別上映され、大いに会場を沸かせました。

したコメ大賞2009

<詳細をレポート!>
「したコメ」初の映像コンペとなった「したまちコメディ大賞2009」は、映画祭3日目となった24日木曜に浅草中映劇場で開催されました。応募総数207作品の中から厳選された10作品の上映が行われ、映画監督の大林宣彦さんをはじめ5名の審査員が、大スクリーンに映される映像を、満員の観客とともに鑑賞しました。

 上映作品は『おるすばん』(坂元友介監督)、『THE INSTINCT FOR SURVIVAL―生存本能―』 (藤井亮監督)、『君への切符』(中島裕作監督)、『嘆きのアイスキャンディー』(岩井澤健治監督)、『デグチガナイ!』(野村律子監督)、『東京下町ぶらり探訪「湯けむりエイリアン」』(内野誠監督)、『泥棒日記』(小林でび監督)、『奴との遭遇』(澤田裕太郎監督)、『押入れから出てきた謎のコメディ映画 マダムと押売り』(下井義一・健次監督)、『LA SOURIS QUI EST AMOUREUSE』(ひだかしんさく監督)の10作品。
 審査員のコメントも「コメディは幅が広い」「この映画祭の為に、眠っていたのかなという作品もあった」「シュールな作品であっても、見せ方が違うところに監督性が出ている」「中映劇場でやることにすごく意義があるのでは」「コンペでここまでのものを見せられると『新人らしくない』という贅沢な文句も出てくる」と、大絶賛の嵐でした。
 後半は、審査員の一人である堀部圭亮さんの監督第一作である『悪夢のエレベーター』の特別編集された予告編と、いとうせいこう推薦作品である梶野竜太郎監督『魚介類 山岡マイコ』、筧昌也監督『愛の小手指』の2作品が、舞台挨拶とともに上映されました。 審査員による大賞と、観客のアンケートによる観客賞は、最終日のクロージングセレモニーで発表されました。奇しくもW受賞となったのは、津田裕太郎監督の『奴との遭遇』。「間とタイミングを見事に捉えた」(しりあがり寿)といった審査員からの高い評価を受け、賞金50万円とともに浅草公会堂に詰め掛けた観客からの万雷の拍手を受けたのでした。



→したまちコメディ大賞2009について詳しくはこちら

レポート by したコメサポーター  太田万紀子
写真 by したコメサポーター  吉岡茂


モンティ・パイソン

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オープニングに登場した、したコメスーパーバイザー大場しょう太により"モンティ・パイソンを次回のしたコメに呼ぶための布石"と位置づけられた特集上映。5作品の上映+松尾貴史氏、宮沢章夫氏をゲストに迎えたトークショーという濃い内容で、平日にもかかわらず詰めかけた大勢のモンティ・パイソンファンのみなさんも大満足の様子でした!!

<詳細をレポート!>
世界中のクリエイターに影響を与えた、モンティ・パイソンは今年、結成40周年!! それを記念して行われた「祝! モンティ・パイソン結成40周年!! 空飛ぶBBC帝国」は『空飛ぶモンティ・パイソン』のほか、パイソンズのメンバーが手がけた作品、近年BBCで放送して大ヒットしたコメディの計5作品を上映。さらにコメディライターの須田泰成氏を進行役に松尾貴史氏、宮沢章夫氏をゲストに迎えたトークショーも行われるという、充実した特集となりました。トークショーでは、松尾氏が引っ越しの真っ最中だということで、まずは引っ越しトークで大盛り上がり。その後、『自転車修理マン』『チーズショップ』といった短い作品を見て、モンティ・パイソンのおもしろさ、魅力についてトークが繰り広げられました。
子供の頃、テレビでモンティ・パイソンを見て、引き込まれたという松尾氏は「タブーをはねのけて笑いにする力はスゴイ。王室も笑いにしちゃう。それを受け入れる風土がイギリスにあったことも、アメリカや日本と違うところ」と、コメント。
宮沢氏は笑いを作るようになってから、モンティ・パイソンをただ見るだけでなく、研究するようになったとか。「彼らは時間をかけてコントを作っているし、稽古もしっかりしている。コメディだからある程度の知識は必要だけど、40年たった今でも面白い。永遠の古典ですね」と語っていました。
ほかにもテリー・ギリアム監督の最新作『Dr.パルナサスの鏡』の予告編が上映されたり、BBCワールドワイドジャパンの輪座克彦社長も登壇されるなど盛りだくさんの内容で、集まった方々は約5時間にわたりUKコメディをたっぷり堪能。したコメスーパーバイザーの大場しょう太より、次回のしたコメには、ぜひモンティ・パイソンの役者を呼びたい!! というビッグな計画も披露されました。



コメディ特別講義

→祝!モンティ・パイソン結成40周年!!空飛ぶBBC帝国について詳しくはこちら


レポート by したコメサポーター 広川峯啓
写真by したコメサポーター 吉岡茂

 


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昭和の喜劇王として広く親しまれてきた「伴淳」こと伴淳三郎。今年、生誕100周年を迎えることを記念して、特集上映が開催されました。最終日の24日には、「伴淳」のご子息であるスタイリストの山本康一郎氏、大の「伴淳」である立川志らく師匠を迎え、誰からも愛された「伴淳」の魅力と足跡が語られました。

<詳細をレポート!>
今年は、昭和のコメディを支えてきた喜劇王・伴淳三郎が生まれてちょうど100年。「アジャパー」の流行語で一世を風靡した彼の作品は、今もなおオールドファンに愛され、語り継がれています。今回の特集上映では、演技者としての評価を高めた『飢餓海峡』、東宝名物の駅前シリーズから『喜劇 駅前温泉』 、そして「寅さん」とともに松竹の看板となった旅行シリーズから『喜劇 婚前旅行』の3作品が、23、24の両日にわたって浅草・中映劇場で上映されました。
 24日は作品上映前に、落語家で映画監督の立川志らく師匠、スタイリストでご子息でもある山本康一郎氏をゲストに、朝日新聞記者の小泉信一氏を進行に迎え、日本を代表する喜劇人として、また、ひとりの父親としての伴淳を語り合っていただきました。

喜劇 婚前旅行トークショー

 志らく師匠いわく「メイクして笑わせる喜劇役者は多いけど、出てくるだけで面白いのは伴淳三郎さんだけ」。もちろん演技力にも定評があり、例えば、たび職人の役を演じる時は、職人のもとで仕事を学んだそうです。にもかかわらず、どの映画でも伴淳そのものだったところに、喜劇役者としての真骨頂がありました。
 山本氏の語る「伴淳」は、決して一般的な良き父親像ではありません。幼い時に両親が離婚したこともあり、父子が会うのはお小遣いをねだりに行く時くらいで、いつも目を合わさずそっけない態度だったといいます。しかし亡くなった後に遺品を整理すると、ベッドの下に康一郎さんの写真が敷き詰められていました。寡黙な父は息子の写真とともに、日々を過ごしていたのでした。
 このトークショーには、さらに予期せぬサプライズが待っていました。伴淳三郎のお弟子さんとして、子供だった康一郎さんの面倒を見てきた佐々木氏が、小泉氏の書いた朝日新聞の記事を読んで、中映劇場を訪ね、数十年ぶりに対面を果たしたのでした。客席でトークを聞いていた佐々木氏を壇上の康一郎氏が紹介し、館内のスポットが当たった時、観客全員が2人に惜しみない拍手を送りました。



?昭和の光と闇を体現した喜劇人の世界?

→生誕100周年「伴淳三郎」特集について詳しくはこちら


レポート・写真 by したコメサポーター  斎藤義久

したコメカリカチュア体験

メイン会場の浅草公会堂ロビーでは、したコメゆかりの有名人のカリカチュアを展示しています。カリカチュアとは、外見的特徴と内面の個性を誇張、デザイン、ユーモアを交えた表現で描く似顔絵です。そして、24日と25日の両日は、2007年のカリカチュア世界大会優勝者のKage氏のほか、Sosuke氏と佐藤史織氏ら3名のカリカチュアリストが来場し、実際にカリカチュアを描いてもらえるライブスケッチで賑わいました。Kage氏の最初のお客さんは、地元の西浅草からいらっしゃった赤ちゃんとお母さん。とってもご機嫌の赤ちゃんに、Kage氏も終始ニコニコ顔で筆をふるっていました。

<詳細をレポート!>
メイン会場となった浅草公会堂ホールでは、この会期中、日本を代表するカリカチュアリストたちによる、「したコメ」ゆかりの人々を描いたカリカチュア作品を展示していました。カリカチュアとは、外見的特徴だけではなく内面の個性を捉えて、誇張とデザインを加え、さらにユーモアを交えた画法で描かれた人物画のことです。
 そして、24日と25日には、カリカチュアの本場アメリカで活躍し、2007年の世界大会優勝をはじめとして、数々の国際大会でお受賞歴を持つKage氏を筆頭に、カリカチュア・ジャパンのアーティストが、「したコメ」に遊びに来てくれたお客さん、1日50名、計100人のカリカチュアを描いてくれるというイベントを開催しました。
 初日の24日は、Kage氏とShiori氏、Sosuke氏の3名が担当しました。一口にカリカチュアと言っても、それぞれがまた個性的な画風になっていて、誰に描いて貰うかでも、随分と印象の違う似顔絵ができあがります。しかも、今回はなるべく多くのお客さんにカリカチュアを体験してもらうために、ひとりあたりに使える時間は、わずか5分ほどしかありません。しかし、そこは手慣れた様子で、まず全体の輪郭を捉えたら、一番強調したい部分を描き込んでいきます。ここまでの時間で、ほぼ3分くらい。しかも、楽しく会話しながら描いてしまいます。そのあとも終始にこやかに話をしながら紙に筆を走らせて、あっという間に完成です。



→浅草公会堂ロビーの無料イベントについて詳しくはこちら
・カリカチュア展示
・カリカチュア体験(各日50人限定)

レポート by したコメサポーター  斎藤義久

 

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浅草公会堂ホールでは、昨年開催された第1回したまちコメディ映画祭in台東にまつわる品々が見られます。はじめて雷門で行われたレッドカーペットのパネル展示や当時のポスターなどをメモリアル展示。また、いとうせいこう総合プロデューサーやみうらじゅん氏、高田文夫氏ら、したコメゆかりの著名人の方々の色紙も来場者の人気を集めています。さらに、今回のしたコメで上映された名作、傑作のポスターが一度に見られるのもここだけです。

<詳細をレポート!>
昨年、初の開催となった、「第1回したまちコメディ映画祭in台東」の足跡を残すため、浅草公会堂ホールでは、そのプレイバック展示が行われました。この展示は、会期中ならいつでも見られるようになっていて、映画祭に訪れた人でも、たまたま浅草にやってきた人でも、誰でも見ることができました。

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 ここでは、はじめて雷門で行われたレッドカーペットのパネル展示や、当時のポスター、チラシなどをメモリアル展示。さらに、いとうせいこう総合プロデューサーをはじめ、みうらじゅん氏、高田文夫氏、哀川翔氏ら、「したコメ」ゆかりの著名人の方々が、第1回映画祭の折に贈ってくれた色紙をそのまま展示していました。来場したお客さんたちは、色紙に書かれたサインやメッセージを興味深げに眺めては、これは誰の、あれは誰々のと、話は尽きない様子でした。
 また、同じ場所では、今回の「第2回したまちコメディ映画祭in台東」で上映された名作、傑作のポスターをすべて展示。なかには、かなり珍しい作品のポスターもあり、映画通のお客さんたちの人気を集めていました。

 

↓来場したお客さんからのメッセージもたくさん!↓

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→浅草公会堂ロビーの無料イベントについて詳しくはこちら

・プレイバック「したコメ」

・「したコメ」インフォメーションコーナー

レポート by したコメサポーター 高橋真弓

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 「エイドリアーン!」上野に響きわたるロッキーの声。気持ちよい秋風がたなびく水上音楽堂が、11人の豪華声優陣で一瞬にしてハリウッドに様変わり。
「したまちカップル ハリウッドへ行く」では、声優さん達が今宵限りのしたコメスペシャルリーディングコメディを披露。その後は、声優に至るまでの道のりを各声優さんたちがトーク。さらにテレビ生放送時代のドタバタエピソードや往年の吹き替え映画ファンや声優志望の学生さんから熱い質疑応答をうけるなど、終始拍手と笑いがたえない贅沢なイベントでした。


<詳細をレポート!>
上野・不忍池水上音楽堂。秋の夜風が心地よい最高のロケーションで、人気声優11人による、夢の豪華競演がついに実現しました。
 オープニングテーマとともに司会の羽佐間道夫氏が登場。フレッシュな男性3人組声優ユニット「ignition」が下町をベースにしたコントで場を盛り上げます。
 そしてお待ちかねの第一部がスタート。したコメオリジナル脚本による「リーディング(どたばた)・コメディ」その名も『したまちカップルハリウッドに行く』が始まりました。 DSC_0344mini.JPG内容は、したまちのカップルがハリウッドのカフェに出かけるために現地に行くと、周りはハリウッドスターだらけというコミカルさ。
 例えば、シルベスター・スタローンが「エイドリアーン」と叫べば、マリリン・モンローが「ププッピドゥ」と答える。アーノルド・シュワルツネッガーの鍛え抜かれた太い声が飛び、アラン・ドロンの渋い声が囁く。人気のキャラクターから馴染み深いハリウッド俳優まで、誰もが一度は聞いたことのある「あの声」「この声」がマイクに放たれるたびに、客席は歓声の渦に巻き込まれました。
 第二部は、再び羽佐間氏が、声優さん一人一人に「声優になったきっかけとなるエピソード」をインタビュー。また、「吹き替え今昔話」と題し、今とは異なる状況で行われていた当時ならではの吹き替えこぼれ話トークショーも行われました。各声優さんは当時のマル秘エピソードを炸裂。生放送ならではの、珍エピソードとして向井真理子氏の「映像の途中で出演者がトイレと言い残してその場を去ってしまい、一人で何役もやるはめになったり、笑いがこらえきれなくなって噴き出してしまった」という失敗談や思わず飛び出した「生放送でやるなんて映像とずれていくに決まってんだろ...」と語る野沢那智氏の本音には観客中が大笑い。さらに「生放送で培った緊張感はその後の吹き替えにも生かされている」と小原乃梨子氏は語っていました。
 ステージの最後ではお客さんとの質疑応答の時間も設けられ、役を演じる上で必要な心構えなど声優を目指す若い学生に熱心にアドバイスをしたり、往年の吹き替え映画ファンからの熱いメッセージが伝えられ水上音楽堂は一体感に包まれていました。

→したコメ声優ステージ Reading Comedy したまちカップル ハリウッドへ行くについて詳しくはこちら

レポート&写真 by したコメサポーター 太田万紀子

映画ライブそれが活弁!

 無声映画にあわせ、せりふやシーンの説明を情感たっぷりに語る活弁。今回は活弁士・麻生八咫氏とお弟子さんたちが「国定忠治」など名作の数々を語ってくれました。朗読は脳によい、ということで、途中、「赤城の山も今宵かぎり〜」の名せりふを全員でうなるシーンも。おもしろくて脳にもよい、ちょっとお得なイベントでした!!
<詳細をレポート!> 9月22、23日に行われた「映画ライブ それが活弁! 〜麻生八咫と愉快な門下生たち〜」は、今ではめったに見ることができない、名作サイレント映画と当時の映画に欠かせなかった活弁を一緒に楽しめる貴重な催し。活弁界で唯一、文部大臣賞を受賞している麻生八咫氏とそのお弟子さんたちが、『国定忠治』『血煙荒神山』『チャップリンの消防夫』『チャップリンの冒険』『野狐三次』などチャンバラ&コメディの名場面を語ってくれました。活弁は俳優の台詞だけでなく、効果音や状況説明、そして見どころまで語ってくれる日本独特の話芸。しかも、音読することは脳によい刺激を与える、ということで、麻生八咫氏の指導のもと、途中、「赤城の山も今宵限り〜」という、名セリフを独特の節まわしをつけて、会場全員で映像に合わせて語るという活弁士体験も。集まった方々も中高年が多かったためか、みなさん、楽しみながらもやや真剣な面持ちで『国定忠治』を語っていました!

→映画ライブ それが活弁!?麻生八咫と愉快な門下生たち?について詳しくはこちら

レポート by したコメサポーター  田川梓
写真 by したコメサポーター  外山節子

台東区フィルムコミッション

 「したコメ」インフォメーションは上野にもあります。場所は、上野駅公園口から出て国立西洋美術館の前を通ってすぐの道が交差したところ。また、ここでは台東区が行っているフィルムコミッションの紹介もされています。「したコメ」情報、台東区フィルムコミッションの情報はこちらでもどうぞ。赤やオレンジのベストを着たスタッフが、皆様をお待ちしています!

<詳細をレポート!>
 上野駅公園口を出て、上野公園に入りまっすぐ行くと、交差点になっている噴水広場があります。「したコメ」開催中にはそこにテントが張られ、インフォメーションのコーナーが設けられました。ここではスタッフが常駐しており、したコメのチラシが置かれているほか、台東区が行っているフィルム・コミッションについて紹介もされています。この上なくわかりやすい場所なので、フィルム・コミッション、あるいは「したコメ」自体を知らない方達に強くアピールすることができたと思います。また、「したコメ」が目的でいらしたお客様たちにとっても心強く、非常に役に立ったのではないでしょうか。 赤やオレンジのベストを着たスタッフは、道行く人にとてもフレンドリーに話しかけていました。フレンドリーというのが、本当に「したコメ」らしいです。 すぐ隣では、芸大生による金管のコンサートも行われていて、たくさんのお客様が音楽に聴きほれていました。


→上野恩賜公園・噴水広場の関連イベントについて詳しくはこちら
・スクリーンミュージックコンサートIN上野
・「したコメ」インフォメーションコーナー
・台東区フィルム・コミッションPRコーナー

レポート by したコメサポーター  斎藤義久
写真 by したコメサポーター  外山節子ほか


 世界各国の映画祭を席巻した超低予算コメディが、したコメで公開! 韓国発のゆるーい笑いに、会場となった浅草公会堂もクスクス笑いの連続でした。上映に先立って、日本を代表する実力派コメディ俳優で、22日にオープニング作品として上映された『大洗にも星はふるなり』にも出演されている佐藤二朗氏が登壇。本作について、「何となくいい、そこはかとなく良い感じと思わせる作品です。こういうのは、大事で尊いことだと思います」と大絶賛していらっしゃいました。


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 たった100万円ほどの予算で製作されたにも関わらず、世界の国際映画祭で

昼間から呑む

脚光を浴びた韓国のコメディ作品『昼間から呑む』が、「したまちコメディ映画祭in台東」で日本上陸を果たしました。この少ない予算で切り盛りするために、ノ・ヨンソク監督は、脚本や撮影、さらに音楽までも、出演以外のスタッフ業務はほとんど兼任したそうです。そのため、内容もシンプルで、恋人と別れたばかりの青年と、旅先で出会う奇妙な人々との酒盛りでの交流を描いた作品です。 この作品を上映するにあたって、会場となった浅草公会堂には、今回のオープニング作品『大洗にも星はふるなり』の出演者で、22日のレッドカーペットにも駆けつけてくれた、日本を代表する実力派コメディ俳優の佐藤二朗氏が登壇しました。「とても、100万円の映画には見えませんね。映画やドラマで、何となく良い、そこはかとなく良いと感じることがあるんです。これは、とっても良いことだと思うし、大事な尊いことだと思うんです。この映画もそんな感じの作品になっていると思います」と『昼間から呑む』を大絶賛。本作の出演者についても、「すごい良かった」と、同じ演技者として高く評価していました。その佐藤氏の芝居に関する"信念"を質問されると、「ない」とまず断言して、会場を沸かせながら、「こういう人はいないと思われてしまうと、お客さんがマッハの速度で引いてしまうんです。こういう人なら、どこかにいるかも、と思わせるように気をつけています」と、自身の演技論の片鱗を覗かせてくれました。 さらに、佐藤氏自身も2008年の映画『memo』では、出演のほかに監督・脚本を手がけた立場から、「ヨーロッパの映画祭では、監督が脚本を書いたかどうかを重要視するんですよ」と、海外の映画祭での体験談から脚本の大切さに触れて、「脚本には空気感が大事ですよね。これが一字一句そのままセリフになっている脚本なのか、アドリブが主体の脚本なのか、そこのところをノ・ヨンソク監督に聞いてみたいですね」と、本作の脚本に大きな興味を示していました。



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レポート by したコメサポーター  清水俊哉
 
浅草キッド

「客入れの間からコメディの空気を作りたい(いとうせいこう総合プロデューサー)」と言うように、ほたるゲンジとツーライスの漫才が会場を盛り上げます。そして定刻に浅草キッドの二人が登場。いとうプロデューサーを交えて、セレクトした作品にまつわるエピソードを中心にトークショーがスタート。「相談して選んだというわけではない(水道橋博士氏)」のにそろったのは、浅草が生んだ日本を代表するコメディ映画2本。二人から楽しむコツを伝授された後、東京国立博物館平成館では最初で最後(!?)の『みんな?やってるか!』がスタート。続いて『男はつらいよ 寅次郎相合い傘』の上映が行われました。


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開場して10分、まだ客席もまばらな中、いとうせいこう総合プロデューサーが舞台に登場して、
「第1回したコメで開催されたお笑い幕間アワードでグランプリと準グランプリに輝いたお笑い芸人が登場します。客入れの間からコメディの空気を作りたいので、久しぶりに前座を務めさせていただきます」と、すきまの時間も楽しんでもらいたいのが「したコメ」です。
早速、ほたるゲンジとツーライスが、得意のネタで会場を盛り上げますが、開場中の落ち着かない雰囲気では、「チャンスというよりいじめに近いかも(いとう)」というとおりのステージだったかも。
そして定刻に、ついに浅草キッドの二人が登場。「どうしても浅草キッドを呼びたかった」といういとうプロデューサーと三人でトークショーを展開します。二人がセレクトしたのは、『みんな?やってるか!(水道橋博士セレクト)』と『男はつらいよ 寅次郎相合傘(玉袋筋太郎セレクト)』の二本。「考えて決めたけど、相談したわけではない(水道橋博士氏)」ものの、浅草が生んだコメディアンの作品がそろいました。
映画、特にコメディ映画に広い見識をもつ三者のトークは映画論に始まり、セレクトした作品のみどころや最近、世間を騒がせたあの事件や最新の映画の話など、コメディの懐の深さを感じさせるかのように、話題が話題を呼びものすごい広がりを生み出していく。
「(『みんな?やってるか!』の)試写会の期間中に師匠がバイク事故を起こした(水道橋博士氏)」「これが遺作になっちゃうところだった(玉袋氏)」と、事も無げにすれすれの話を進める浅草キッドに

浅草キッド

つられるように、「当時は何てベタな映画だろうと思ったけど、今回改めて観たら、ぜんぜんベタじゃない。リズムがはずされる感じで、みんなで観ればやっぱり面白いんじゃないか」といとうプロデューサーも続ける。
「フランス座から出た二人の映画で、せりふと芝居で笑わせられるんだってのがいいですよ」という玉袋氏の言葉で〆めたあっという間の1時間。おそらく最初で最後となる上野・東京国立博物館での『みんな?やってるか!』上映と、『男はつらいよ 寅次郎相合傘』をみんなで楽しんだ1日。
「来年も呼んでください(水道橋博士氏)」「今度はトラック野郎だ(玉袋氏)」と、もしかしたら次回来場もあるかも。そのときはやっぱり生がイチバン。次回は、ぜひ来場してみてください。きっと新しい楽しみが見つかりますよ!


コメディ映画講義
→浅草キッドのコメディ映画講義について詳しくはこちら

 
レポート by したコメサポーター  太田万紀子


タチマワ・リー 

 特別招待作品『タチマワ・リー ?悪人よ地獄行き急行列車に乗れ』は、いとうせいこう総合プロデューサーが日本語字幕監修を担当した注目作。暑苦しい主人公の演技と字幕のコラボにお客様は爆笑。上映前には普通に映画を見に来た金子修介監督が登壇するというサプライズも!! 終映後、いとうプロデューサーも登場し日本語字幕へのこだわりを語りました。

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したコメ特別招待作品として上映された『タチマワ・リー 〜悪人よ地獄行き急行列車に乗れ』。これは「韓国のタランティーノ」と呼ばれる新鋭アクション監督の作品で、字幕監修は「したコメ」総合プロデューサーのいとうせいこうが担当!! なのに上映時点では日本での配給未定、DVD化の話もなし、とのことで日本での上映は今回が最後!? そんな映画祭ならではのレア感漂う状況のなか、多くのコメディファンが浅草公会堂に駆けつけました!! そのなかには『デスノート』などで知られる金子修介監督の姿も。上映前には金子監督も舞台に上がり、『チャングム』好き、イ・ヨンエのファンという、ちょっと意外な一面を披露されるというファンにはうれしいサプライズもありました。
タチマワ・リーというのは、韓国人スパイである主人公の名前で、日本語の「立ち回り」をもじったもの。ちょっと太めな癒し系なのに、ムリヤリ石原裕次郎や007風のクールでモテモテなキャラを演じているところに、まずニンマリ。仲間が死ぬシーンで、号泣しながらよだれや鼻水を仲間の顔面にボタボタと落とす様子に会場は大爆笑となりました。
「感情表現が過剰な自分たちの民族性、暑苦しさも笑いにしている反骨精神はコメディの基本。監督があえてベタにしている部分を単なるベタが好きな人と思われないように気を遣いました」
映画の後に登場したいとうプロデューサーによれば、ギリギリまで語尾は「ですます」なのか、そうでないのかなど、言葉のリズムにこだわって字幕の手直しをされたとか。
 さらに、ありもしない字幕をつける、字幕大賞をやってもおもしろい、との新企画の構想も浮上。「今後もしたコメはレアなものをどんどんだしていきたいと思います!」との抱負を力強く語っていました。


特別招待作品

→『タチマワ・リー?悪人よ地獄行き急行列車に乗れ』について詳しくはこちら

レポート by したコメサポーター  鵜沢シズカ



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 実際に堺雅人さんが着ていたという軍服姿で登場したいとうせいこう総合プロデューサー。他にもビッグゲストが! と呼び込まれたのは、お笑い芸人の児嶋一哉氏(アンジャッシュ)でした。コメディ映画祭らしいゲストに、会場からも大きな拍手が。撮影裏話や「37年間ひとりの女性としか付き合っていない」という児嶋氏の恋愛話も飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。

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特別招待作品『クヒオ大佐』は、23日(水)に浅草公会堂で行われた上映では朝一のものでした。客席で開演前に広げられている新聞の数々。やっぱり朝の上映だから・・・・・・と思っていると、広げられた新聞の名前は「夕刊恋愛サギ」。内容は、『クヒオ大佐』のキャストから、モデルとなった人物のアレコレまで詳細にわたっていますが、『クヒオ大佐』以外に関する部分は広告まで架空のもの。お客様に配られたこの新聞は、今作ならではのユーモアといえるでしょう。

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 そして始まったトークショー。まず登場したのは、軍服を身にまとったいとうせいこうプロデューサー。クヒオ大佐こと堺雅人氏が映画中で実際に着ていたものだといいます。そのあまりに意外な格好に誰かわらかない人もいたのではないでしょうか? そして同じく大きな拍手で迎えられたのは、出演者であるアンジャッシュの児嶋一哉氏。演技については「よく分からないから、邪魔しないことを心がけた」と謙虚に語りましたが、いとうプロデューサーからは「そのシンプルさにいやらしさがにじみでていた」と絶賛され、照れる場面も。 TV鑑賞中の堺雅人氏があまりにかっこよく、ついつい見つめてしまったという撮影現場での思い出話や、「恋愛で騙したり騙されたことは?」という質問に、「37年間生きてきて、一人の女性としか付き合ったことがないのでよく分からないけど、相方をこの世界に誘うときに、お前しかいないと言ったのは騙したことになるかも。声をかけたのは5番目だったから・・・・・・」と話して会場を沸かせました。 登場こそは「僕でごめんなさい」と遠慮がちなものでしたが、コメディ映画祭ならではのゲストに、会場は笑い声に満ち、大いに盛り上がりました。


→特別招待作品『クヒオ大佐』について詳しくはこちら

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