したコメブログ

(c) 2008 しりあがり寿/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会

いとうせいこう×ケラリーノ・サンドロヴィッチがマルクス兄弟について語る

したコメスタッフ  |   2008/11/27

レポート by したコメボランティアスタッフ 清水俊哉
写真 by したコメボランティアスタッフ 吉岡茂

 

いよいよ第1回したまちコメディ映画祭も最終日。終幕を惜しむかのように冷たい雨が降る中ですが、コメディを愛する、マルクス兄弟を愛するファンの熱気で、東京国立博物館・平成館は最後の盛り上がりを迎えました。

DSC_3173.JPGここまでの4日間、浅草・上野を駆けずり回った総合プロデューサーのいとうせいこうさん。さすがにお疲れの様子も見受けられますが、集まった100人を越す観客の前に姿を現すと、「大好きで本当に影響を受けてきたマルクス兄弟の特集をできて本当にうれしいです。マルクス兄弟を知っている人はもちろん、知らなかった人には今から70数年前にこれだけのナンセンスなギャグが満載の映画があったことに驚いてもらいたいと思います」と、今回の特集上映の主旨を説明すると、マルクス兄弟の代表作『我輩はカモである』の上映がスタートします。

 

DSC_3197.JPG約70分の上映中、客席のあちこちから笑いが起こります。いとうさんのおっしゃるとおり、1933年制作の映画とは思えない洗練されたくだらないギャグのオンパレードで寒さを吹き飛ばす勢いです。上映終了後には、マルクス兄弟への愛情では誰にも負けない鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチさんといとうさんが舞台に登場し、コメディ映画講義がスタートです。

「クドいくらいギャグのてんこ盛りだけれど、劇場でみんなで見たほうが楽しめるでしょう」と、いとうさん。「1冊の本がきっかけでマルクス兄弟にどっぷりはまった」というケラリーノさんは、今見たばかりの『我輩はカモである』の鏡のネタを自分の作品でもやってみたという秘話を披露。お二人とも、マルクス兄弟への愛情の深さを、大好きなシーンやギャグ、兄弟にまつわる伝説まがいの裏話まで、競い合ってプレゼンしているかのようです。

DSC_3181.JPGほかにも約1時間のお二人のコーナーでは、ケラリーノさんの最新作映画の予告編上映や、したコメに参加した小沢昭一さんの喜劇人たるゆえんを発揮したオープニングセレモニーでの見事なステージのこと、三木のり平さんの芝居にかける真摯だけどお茶目な姿のことなど、本当にコメディを愛する二人が心のそこから楽しく話してくれました。

コメディ映画講義を堪能したあとは、同じくマルクス兄弟の『ルーム・サーヴィス』を大きいスクリーンで目一杯楽しんで、満足して家路に着いたことではないでしょうか。

浅草公会堂では、クロージング上映の真っ最中ですが、上野を舞台にしたイベントは先に閉幕です。多くの皆さんにご来場いただき、大成功のうちに終了しますが、来年もまたここ浅草・上野でコメディを愛するたくさんの人たちと、また素敵な楽しいひと時を過ごせることを願っています。

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