レポート by したコメボランティアスタッフ 清水俊哉
ファレリー兄弟の愛すべき代表作『メリーに首ったけ』を特別上映後、集まった100人のファンとのパネルディスカッションが繰り広げられました。
『メリーに首ったけ』の、重要なシーンで流れたカーペンターズの「Close to You」をバックに登場したボビー・ファレリー監督。残念ながら兄ピーター・ファレリーさんはインフルエンザで来日できませんでしたが、「今回の記念すべき第一回したまちコメディ映画祭の特別招待ゲストとして参加することができて、本当に光栄です。ピーターの分まで存分に楽しんで帰ります。そして次回はピーターを連れて来ることをお約束します。」との嬉しいコメントをいただきました。
大好きなファレリー監督の話に、全身を耳にして聞き入る感じとなりました。
監督のこれまでの作品の予告編映像を交えながら、トークショーが展開していきます。終始にこやかな表情のファレリー監督。映画界に身を投じたきっかけや、これまでの作品の制作の経緯などをジョークを交えながら、真摯に受け答えしてくれます。
後半戦は、会場のファン待望の質問のコーナー。意味ありげに前に並べてあったサイン入りのポスターやDVDはすべて、質問してくれた人へのプレゼントとして監督が用意してくれたプレミアグッズです。司会進行の大場さんによる「ゲロとゲップとオナラのどれが一番好き?」という質問に、「ヘアジェルを忘れないで。ヘアジェルがイチバン稼がせてくれたんだから(笑)」と応酬。この機会とばかりに次々に寄せられるファンからの質問にも、ひとつずつ丁寧に受け答える姿が本当に印象的です。
「ハンディキャップのある人や精神的にアンバランスなキャラクターが私たちの映画によく登場するのは、すべて人間はどこかがかけているという思いがきっかけです。ほかの映画に登場するハンディキャップのある人は、すべていい人でステレオタイプで描かれることが多いけど、ハンディキャップのある人もない人も同じ人間で、いろいろなタイプがいるのです。そのことをみんなに知ってもらいたいという思いと、映画に出てもらうことを通じていろいろな人たちとの交流を深めていきたい、そしてみんなで楽しんでいきたいという思いがあるのです」と、作品に込められたメッセージも披露するファレリー監督。
最後に次回作の構想と進捗状況を聞かれ、「すべて予定通りにいけば、次回作とピーターを連れて、必ずここに戻ってきます」と答えるファレリー監督。『メリーに首ったけ!』のエンディングテーマが流れ、楽しい時間の終わりが告げられると、会場は全員総立ちになって拍手でファレリー監督をお見送り。もうみんなボビーに首ったけ!です。









