したコメブログ

(c) 2008 しりあがり寿/「したまちコメディ映画祭in台東」実行委員会

プレイベント 「声優口演inしたコメ」レポートその1

ボランティアスタッフ  |   2008/09/16

レポートbyしたコメボランティアスタッフ
アダチ ユウキ

スズムシ達が夏の終わりの調べを美しく奏で、
蓮池のほとりに浮かぶ水上音楽堂に夕闇が迫る頃、
鳴り響くは「ロッキーのテーマ」―― 

 

「したコメ」プレイベント第2弾、三人の声のプロフェッショナル達が無声映画に新たな台詞という命を吹き込むライブパフォーマンス「声優口演inしたコメ」は、前売りチケット完売!という盛況のうちに開催されました。

 

まず、前述の「ロッキーのテーマ」と共に登場したのはシルヴェスタ・スタローンなどの吹き替えでもお馴染みの大ベテラン・羽佐間道夫氏と、『キャプテン翼』『ああっ女神さまっ』など多数の人気キャラクターを演じる"永遠の17歳"こと井上喜久子氏。 

 

DSC_0381.JPGのサムネール画像のサムネール画像声優界を代表するご両人が台詞を吹き込むのはバスター・キートン作『探偵学入門』。

シャーロック・ホームズに憧れる映写技師が、夢で映画の中に入り込みシャーロック・Jrとして大活躍するという、後の映画界にも多大な影響を与えた傑作に、二人は画面と寸分違えぬテンポの良い掛け合いで登場人物に新たな息吹を与えていきます。 

 

また、時にはあえて台詞を入れず、琵琶ならぬシンセサイザーを奏でる若き演奏家・増田年男氏が紡ぐ天才的とも言える音楽と、映画史に残る名アクション・シーンをじっくり観客に堪能させるなど、ベテランらしい静と動を織りまぜた絶妙なコンビネーションを見せるお二人の巧みな弁舌は、さながら21世紀型活弁士のよう。モノトーンであるはずの作品にカラフルな表情を彩ってくれました。

 

(「声優口演inしたコメ」レポートその2に続く)

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